ドルチェとは?意味を簡単に解説
「ドルチェ(Dolce)」はイタリア語で「甘い」という意味。
食事の最後に楽しむ甘い料理、つまり デザート を指します。
ただし日本でいう「デザート」よりも、よりイタリア文化に根ざしたニュアンスがあります。
ティラミス、パンナコッタ、ジェラートなどが代表的な「ドルチェ」です。
ドルチェの由来(歴史・語源)
「ドルチェ」という言葉自体はイタリア語の形容詞「甘い」。
食文化においては「甘い物=食後に出される締めの一皿」という意味に発展しました。
イタリアでは「食事を楽しむ」ことがとても大切にされており、
前菜(アンティパスト)から始まり、プリモ(パスタ)、セコンド(肉・魚料理)、
そして最後に「ドルチェ」で締めるのが伝統的な流れです。
日本でのドルチェの食べ方
日本で「ドルチェ」という言葉が広まったのは1990年代のイタリアンレストランブーム。
それまでは「デザート」という表記が主流でしたが、
おしゃれな響きの「ドルチェ」がメニューに登場することで「本格イタリアン感」を演出しました。
最近ではカフェやコンビニスイーツでも「ドルチェ仕立て」という言葉が使われるなど、
「ちょっと特別でリッチなデザート」という意味合いで使われています。
おしゃれなイタリアンレストランでの母娘女子会
現在アラフォーの私がまだ中学生くらいのころよく行く散歩道でおしゃれなイタリアンレストランを見つけ母にねだって妹と連れて行ってもらいました。その時ランチセットに追加料金でドルチェ1個または2個が選べました。その時はドルチェが何なのかわからず興味本位でつけてみた覚えがあります。
その店のシステムは客席の一角にドルチェが置いてあるテーブルがあり、そこから頼んだ分だけ選べるようになっていました。ミニケーキやムースが何種類か用意されており母と妹と「なーんだ。ドルチェってデザートのことかあ。」と笑いあった覚えがあります。

ドルチェを家で簡単に作る方法
ティラミス風ドルチェ(2人分)
- マスカルポーネチーズ:100g
- 生クリーム:100ml
- 砂糖:大さじ2
- インスタントコーヒー:小さじ2
- カステラまたはビスケット:適量
- ココアパウダー:少々
- コーヒーを溶かして冷ます
- マスカルポーネ+生クリーム+砂糖を混ぜる
- 器にビスケットを敷き、コーヒーを染み込ませる
- クリームを重ね、最後にココアを振る
→ 手軽に「おうちドルチェ」が楽しめます。
よりヘルシーに材料費を抑えたい場合はマスカルポーネチーズを水切りヨーグルトで代用してもおいしいです。
まとめ
- ドルチェ=イタリア語で「甘い」
- 食文化としては「食後のデザート」を意味する
- 日本では「特別感のあるスイーツ」として浸透
- 家でもティラミスやパンナコッタなどを手軽に再現できる
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