カプレーゼとは?意味・由来・レシピをわかりやすく解説

カプレーゼ イタリア料理

カプレーゼとは?意味を簡単に解説

カプレーゼとは?意味・由来・レシピをわかりやすく解説

夏にぴったりの、色鮮やかで爽やかなイタリア料理「カプレーゼ」。 トマト、モッツァレラチーズ、バジルの3つのシンプルな食材で彩られるこの料理は、なぜイタリア国旗と同じ「赤・白・緑」なのでしょうか? 実は、その美しい見た目と手軽さの裏には、意外な歴史と、家庭でも簡単に楽しめる秘密が隠されているんです。 この記事では、カプレーゼの基本から、そのユニークな由来、そしておうちでできる絶品レシピまで、分かりやすくご紹介します。


カプレーゼの由来(歴史・語源)

「Caprese(カプレーゼ)」は、イタリア語で「カプリ島の」という意味の形容詞です。その名の通り「カプリ風のサラダ」を指します。 この料理が誕生したのは、美しいリゾート地として知られるイタリア南部・カプリ島。有名な「青の洞窟」もある島です。その起源については諸説ありますが、20世紀初頭に「肉を使わない軽い前菜」として誕生したという説が有力です。 当時のイタリアでは、ヘルシーな食生活への関心が高まっており、新鮮な野菜とチーズだけで作れるカプレーゼは、そのトレンドにぴったりでした。

さらに、この料理の最大の魅力は、その色合いにあります。鮮やかな「赤・白・緑」の三色は、まさにイタリアの国旗そのもの。 この美しいコントラストが、食卓を華やかに彩り、瞬く間にイタリア全土、そして世界へと広まるきっかけになったと言われています。

ちなみに、本場イタリアでは、水牛の乳で作る濃厚な「モッツァレラ・ディ・ブーファラ」を使うのが一般的。一方、日本では牛乳製の「モッツァレラ・フィオール・ディ・ラッテ」がよく使われています。


日本でのカプレーゼの食べ方

日本にカプレーゼが広まったのは1970年代〜80年代、イタリア料理店の増加とともに。
現在ではレストランだけでなく、家庭でも定番のサラダになっています。

・ホームパーティーの前菜に並べる
・ワインやシャンパンのおつまみとして楽しむ
・バゲットにのせてカナッペ風にアレンジ

スーパーで簡単に手に入る食材で作れるので、日本人にも親しみやすい料理です。

我が家では豆腐を水切りしてモッツァレラチーズ風に

豆腐をキッチンペーパーに包んで水切りし、塩を振ってからもう一度キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で一晩おくと豆腐がなんとモッツァレラチーズの代わりになります。

モッツァレラチーズはおいしいのですがお値段もカロリーも気になるので豆腐を代わりにすると家計にも健康にもGood!


カプレーゼを家で簡単に作る方法

材料(2人分)

  • トマト:1〜2個
  • モッツァレラチーズ:100g
  • バジルの葉:数枚
  • オリーブオイル:大さじ1〜2
  • 塩:ひとつまみ
  • 黒こしょう(お好みで):少々

作り方

  1. トマトとモッツァレラを1cm程度にスライスする
  2. トマト→モッツァレラ→バジルの順に交互に並べる
  3. オリーブオイルを回しかけ、塩・こしょうで味を整える

※アレンジ:

  • バルサミコ酢を数滴かけると、甘酸っぱさが加わり大人の味に
  • レモンオイルやハーブソルトで風味を変えても美味しい

まとめ

  • カプレーゼ=カプリ島発祥のサラダ
  • 語源は「カプリ風」 を意味するイタリア語
  • 日本では家庭料理やおつまみとして定着
  • 簡単レシピで自宅でも楽しめる

次にトマトとモッツァレラ(豆腐でも代用可)を手に入れたら、ぜひ本場気分のカプレーゼを作ってみてください。

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